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シート材の加工技術 TECHNOLOGY

高品質な圧延に必要な
すべての工程を一貫生産しています。

「厚物の圧延」「市場にない板厚の圧延」「要求硬さを
出すための圧延」など、
短納期でも高品質、高精度の材
料をご提供します。

シート材の加工工程

切断、酸洗、圧延、焼鈍、仕上げまで、すべての設備を
完備。
一気通貫のプロダクトシステムによって、ご注文
どおりの鋼板加工を実現します。

各種母材

各種材質・板厚を取り揃えています。
自動車用、産業機器向けの需要に対応しているため、全て日本国内の高炉メーカーで熱間された各種材質・板厚を取り揃えています。

取り扱い材質
SS、SPCC、SAE、S-C、SCR、SCM、SUP、SK、SKS、SUSなど その他の加工可能鋼板材質

粗切断

無駄の少ない材料取りを行います。
仕上がり寸法と圧延率に基いた計算をし、無駄の少ない材料取りを行う為に粗切断を行います。厚さ18mm、長さ4,000mmのものまで、いろいろな寸法にカットすることができます。

酸洗

9mm以上の厚物も楽々処理。
熱間圧延された材料表面は酸化皮膜(黒皮)がついており、この黒皮を除去します。高炉メーカーなどでは処理できない9mm以上の厚物も楽々処理します。

設備情報
  • 100W × 4,000L × 1,000H mm:4層

球状化焼鈍

表面が美しくソフトな仕上がりに。
無酸化雰囲気炉による光輝焼鈍方式で、脱炭・スケールもなく、表面が美しくソフトな仕上がりを実現。長年培った知識とノウハウによる温度と時間のバランスが、炉内の全ての鋼板を均一で、精度の高い、ご要望通りの鋼板をつくり出します。長時間かけた丁寧な作業で、球状化焼鈍では球状化率95%を達成しています。

設備情報
  • 650W × 2,400L × 600H mm 焼鈍炉:5基
  • 650W × 3,800L × 600H mm 焼鈍炉:2基

冷間圧延

表面光沢のある粗度、良好な材料を生産。
熱間圧延では出せない良好な光沢と板厚精度を確保。カタサなどご希望通りのスペックに仕上げます。高炉メーカー等で冷間圧延出来ない「厚物の圧延」「市場にない板厚の圧延」「要求硬さを出す為の圧延」などのために、冷間にてロール圧延しており、表面光沢のある粗度・良好な材料を生産します。

設備情報
処理可能な仕様
  • 板厚 2.0 mm ~ 20.0 mm
  • 寸法 W500 mm / L4,000 mm(Max)
所有設備
  • 板厚 0.2 ~ 3.0 mm / 幅 30 ~ 250 mm:1台
  • 板厚 0.8 ~ 8.0 mm / 幅 80 ~ 550 mm:1台

レベラー

薄物から厚物まで、良好な平坦度に。
圧延や切断などによる鋼板の反りを修復して平坦な材料に仕上げます。薄物から厚物まで、良好な平坦度に仕上げます。

設備情報
  • 最大板厚 20mm / 材料幅 530 mm:2台
  • 最大板厚 6mm / 材料幅 530mm:1台

軟化焼鈍

表面が美しくソフトな仕上がりに。
無酸化雰囲気炉による光輝焼鈍方式で、脱炭・スケールもなく、表面が美しくソフトな仕上がりを実現。長年培った知識とノウハウによる温度と時間のバランスが、炉内の全ての鋼板を均一で、精度の高い、ご要望通りの鋼板をつくり出します。

設備情報
  • 650W × 2,400L × 600H:5基
  • 650W × 3,800L × 600H:2基

仕上げ切断

お客さまのシビアなご注文寸法もクリア。
要求幅寸法、長さ寸法にシャーリングにて切断、数mmの単位で、お客さまのシビアなご注文寸法もクリアします。長尺(4mm)・厚物(18mm)の鋼板を扱うことが可能です。

設備情報
  • 板厚 4 ~ 14mm / 材料幅 4,000 mm:1台
  • 板厚 4 ~ 18mm / 材料幅 2,400 mm:1台
  • 板厚 2 ~ 10mm / 材料幅 2,400 mm:1台
  • 板厚 1.2 ~ 16mm / 材料幅 2,100 mm:1台
  • 板厚 1.2 ~ 4.5mm / 材料幅 1,900 mm:1台

梱包・出荷

あらゆる梱包仕様に対応。
納品後も品質を確保し、加工作業をより効率的に行えるよう、紙巻き・バンド締め下駄付きの形で全国ご指定地域へ出荷いたします。また、お客さまのご要望により専用梱包も承ります。